議員日誌1135  地元高校生と市長の意見交換

 先日、市役所内の会議室において、下館一高の生徒と市長の意見交換会が開催されました。テーマは「下館駅前のスペースを活用したまちづくり」。写真の通り市長および幹部職員十数名と高校生10人が対面する形式で陣取り、一人の女子職員が司会を務める形で進行しました。私を含め傍聴希望の市議会議員は最後部席でした。

 このテーマですから生徒さんからは、賑わいづくり的な意見も当然ありました。ショッピングモール、カラオケボックス、映画館、プリクラがあればいい等々。さすがと思ったのは、勉強できるスペースがもっとあればいい、という意見です。何人かの生徒が発言していました。我々おとなは図書館があるだろうと思いますが、彼らは楽しい雰囲気のスペースで勉強したいという事でしょう。

 執行部としては、もちろん直ちに取り入れることはできないでしょうが、意見交換することに意義があるという事です。高校生くらいになれば、まちづくりに参加している意識を持たせることが重要です。主権者教育にもつながることです。なにより、筑西市の子供たち、若者に筑西市のことを考えてもらう事、郷土愛を育んでもらう事につながる可能性です。若者の転出数を減らす、ユーターンを増やすことに繋がります。

 批判めいたことを申し上げれば、「高校生はたった10人ですか」「執行部が15人も必要か」です。多くの高校生に意見を出す機会を与えたいものです。

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