議員日誌1144  9月定例会  一般質問①    9/10

 9月定例会が招集されました。毎年8月中に西部メディカルセンターの決算報告が議会になされます。私は毎回これに基づいて一般質問をしています。質問の冒頭、次のように申し上げました。

 新型コロナウィルス感染症の流行は大変な事件でした。人的な負担はとても大きかったと思います。乗り越えたスタッフの皆さんには心から感謝とねぎらいの言葉を贈りたいと思います。

  しかしながら決算報告を受けて、質すべきことがありました。収支決算6億円の赤字です。令和3年度、4年度ではコロナ補助金が億単位でありましたので、収益がかさ上げされ黒字決算となり内部実態を覆い隠していました。一日平均入院患者数は141人、年度計画では170人です。救急患者の受け入れに関しては、脳疾患・心疾患は忌避しているのが実態です。これらは医師不足に起因するものです。

 この状態で、西部メディカルセンターの計画では常勤医師数は37人であり、すでに達成されていることになっています。計画は甘すぎるのではないでしょうか。さらに言えば、外来患者数の実績は364人ですが、計画の人数は350人。計画を達成しています。これでいて赤字ということは、この外来患者数計画も甘すぎるのではないでしょうか。

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