議員日誌1149  新内閣誕生  10/1

 岸田内閣が退陣し、石破新内閣が誕生しました。本稿にも取り上げざるを得ない話題ですので私見、感想を述べたいと思います。実を言いますと、岸田氏、石破氏は、私の同世代の政治家です。岸田氏とは大学の同期であり石破氏はライバル校の同期という関係です。その他、新内閣には同世代以上の年齢の方が8人いらっしゃいます。第1の感想は、私もまだまだ頑張れるという単純なものです。

 

 石破氏は、私が何度も総裁選で投票した人物です。彼の見識は筋が通っており、一般人には好感がもたれると思います。総裁選においても彼の主張は立憲民主党の主張に近いものがあり、与党内野党と言われる所以です。「衆議院の解散は大義が重要」というのもその一つです。此度の総裁選でも代表質問のあと党首討論、予算委員会を行ってから「信を問うべき」という発言をしています。ところが組閣後の発表では9日に解散、新憲法下では最短ということです。どこまで進むのか疑問です。やはり、正論より「選挙の勝利」が優先されることになったのでしょう。立ち位置が変われば主張が変わる、これが第2の感想です。

 

 日本国のため国民のため、政権を担当する自民党は変わらなければなりません。多くの自民党議員のスキャンダル、旧統一教会問題、裏金問題、政治資金規正法問題が解決していません。国民はNOを突き付けています。自民党議員が国利、民利より党利、私利を優先することがないことを祈ります。

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