平成25年第1回(3月議会)が始まりました。何故か議会の回数は年度を使いません。3月は来年度の予算審議がメインです。此度の注目点は本庁舎の耐震改修予算の扱いです。
本庁舎については、22年に行われた耐震診断で補強が求められ、その後大震災を経て、23年に耐震改修工事が見積もられました。予定ではその後工事が行われるはずでしたが、並行して進められていたスピカビル売却計画の否決があり、議会からスピカビルを本庁舎として利用する提案があったため、23年、24年度は見送られてきました。そして、市民アンケートがあり、スピカビル移転を求める意見が少数派という結果を踏まえて、市当局は本庁舎の改修に踏み切ったということです。
本庁舎改修に、私は基本的に賛成です。その理由はこれまで何度も述べてきました。しかし、議会では少数派です。いわゆる野党議員は、市当局が今後もスピカビル売却と旧3町への分庁計画を捨てていないと判断しています。それを阻止するにはスピカビルを本庁舎にする以外にないと考えています。この問題は、市長選も絡み、すんなりといかない気配です。
改修方法にも若干問題があります。2年に亘る工事期間、総額7億8千万円。予算特別委員会では相当もめることは間違いありません。