今議会の一般質問では、新中核病院に関するものが最も多くなっています。16人中11人が質問します。市民の関心が最も高い問題ですので当然です。しかし、何度答弁を聞いても、3病院の統合再編によって新中核病院が本当にできるのか、確信が持てません。建設推進会議が開かれるまでは何とも言えません。
私は、市民アンケートを踏まえて、市長の政治姿勢を問いました。本庁舎耐震改修予算を成立させるには、議会の環境整備をする必要がある、そのためには、議会が最も反対している「スピカビル売却、旧3町支所分庁舎」を撤回することではないのか、と質問しました。市長は、売却には触れず、分庁案については撤回する可能性を認めました。もう少し、明確に売却・分庁撤回として頂きたかったのですが。
スピカの今後の利用に関しては、新たな協議機関を設けるとしていましたが、議会の方が硬化しないか心配です。本庁舎のスピカ移転論に凝り固まれば、解決は更に先に延びてしまいます。結果、本庁舎の耐震改修もできず、市民の批判を受ける恐れがあります。