議員日誌168     3月議会終了    H25 3.13

 議会最終日、全議案の評決を行い3月定例会は終了しました。25年度予算案を含め36議案を審議、内容の濃い定例会でした。恒例の、議会終了後の議員と執行部の懇親会では、冒頭の市長挨拶、議長挨拶、教育長の締めの挨拶では、それぞれの思いが込められた、ありきたりでない言葉がそれを裏付けました。重要案件であった、新中核病院関連予算が継続審議、本庁舎の耐震改修予算が削除となっては、市長としては悔いの残る結果だろうと思います。議会にはそれなりの主張があったのですが、市長選がらみという色合いが払しょくできず、後味の悪いものがあります。

 新中核病院の展開は、桜川市議会との歩調というファクターがある以上、筑西市だけではどうにもなりません。昨日の情報では、両市議会で会談を持つという提案は不調に終わったということです。筑西市は昨年と同じ轍を踏もうとしているように見えてなりません。筑西市議会の継続審議は妥当な結論です。無理に予算化することは、進展を演出しているだけに見えます。これに議会が反発したという面があります。

 耐震改修予算の削除は、市民はどう受け止めるでしょうか。当面、使用せざるを得ない本庁舎の耐震改修は、論を待ちません。いずれスピカビルに移転するから必要なしということが正論となるのでしょうか。しかし、市長がこれまで議会対策をおろそかにしていた面は否めません。議会が最も反対しているスピカ売却、分庁方式を明確に撤回しなかった点が悔やまれます。

 最後に、旧下館地区の一部住民にかかる住所の表示の変更(下館と通称町名を加える)請願は採択されました。請願者には朗報ですが、実現はまだ先の話です。誤解の無いように。

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