議員日誌172   窓口対応の改善     H25 4.4

  私たちは業務の一環で、依頼人の戸籍を取ることが良くあります。市役所の市民課戸籍係は、代理人からの戸籍取得には本人からの請求に比べ慎重です。我われは、依頼人から聞き取りで必要事項を控え、戸籍請求用紙に記入します。依頼人の思い込みや記憶違いがあった場合、記載事項が間違いとなり戸籍は取得できません。当然と言えば当然です。

 戸籍請求の場合、その戸籍の筆頭者を記載するのですが、本人から間違った情報で請求すれば、「筆頭者が違います」と係りから告げられて請求を断られます。「それでは、筆頭者は誰ですか」と問うと、「答えられません」との返事。つまり、正しい情報を本人から聞いて出直さなければなりません。簡単なようですが実際には相当な負担になります。窓口係が代理人に正しい筆頭者を教えることで不都合が生じるとは考えにくいので、課長に対応の改善を求めました。

 即答はありませんでしたが、その日のうちに課内で話し合い改善策を講じて頂きました。蓋然性が高い場合、筆頭者が違っても戸籍を交付するとの回答です。手続を、市民の目線で見直したと理解しました。対応の早さに感謝いたします。

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