議員日誌178    新体制       H25  4.26

 須藤新市長が24日初登庁、新市長誕生に議員として関わった立場でセレモニーに臨みましたが、さすがに感動しました。一般支援者が500人程、職員では部課長クラス全員でしょうか、それぞれの表情で新市長を迎えていました。新市長が権力を実感した瞬間ではないでしょうか。

 即日、新体制が発表されました。毎年4月に行われる人事異動とは別物で、新市長の政策実現のための人事ですので、与党議員としては関心度は高いものがあります。結果、予想を超え大幅な異動がありました。市長公室、総務、特命部署の審議官室、統括官室、公約がらみで企画の各部署は、当然異動が予想されましたが、それ以外の部署の異動は説明が必要です。4月1日に異動があったばかりです。職員に戸惑いや混乱があってはマイナスです。

 ある職員OBの話では、市長交代の度に大幅な変動があり、政策や能力・適正より市長や市長に近い幹部職員、与党議員との人間関係で動く部分も大きいということです。市長が職員を熟知しているはずがなく、人事は幹部職員の力を借りるのは論理的ですが、外部の人間が影響力を行使すること―いわゆる口利き―があれば、利権、義理人情が入り込むすきを与え、組織の士気に関わります。私は、選挙応援で、「須藤茂は公平公正な人間です」と言ってきました。理想的な人事であったことを信じたいものです。

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