議員日誌193   新市長の都市構想ー②

 市民会館の再建について、市長は現在のところ予定にない、考えていないと答弁しています。今、新中核病院の建設に70億円という莫大な投資を迫られている時、50億円もの市民会館は望むべくもありません。市長の答弁はまっとうです。また、市長が2年間かけてスピカビルに本庁機能を移転する構想を公表しましたが、その際、応急的耐震補強工事を施す計画も明らかにしています。職員、市民の安全を図るためですので私は異を唱えるつもりはありませんが、この工事でも、震度6に耐える事ができるということを総務部長が答弁していました。これらの答弁は、本庁舎の移転に疑問符が付きます。今後、移転にかかるスピカビル工事の費用、引っ越し、本庁舎の取り壊しの概算が公表されるでしょうが、おそらく耐震補強工事の2倍以上かかるでしょう。本庁舎跡地は2ヘクタールと言う跡地が出現しますが、計画は未定で当面は市民駐車場と言うことです。

 今のうちに、スピカビルの活用と本庁舎の耐震補強は現実路線に方針転換できないものでしょうか。

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