活動日誌1 立候補の決意

私が地方自治に関心を持つようになったのは、Uターンで地元に戻って数年たった頃でした。当時の市政は4期務めたベテラン市長が5期目の選挙で敗退し、新人市長が誕生した時代です。長期政権に閉塞感を持った市民の決断と感じました。世情は移ろい、進化します。市政も同様です。市民が変革、進化を求めていることを実感した瞬間です。

 

現代政治は国家であれ地方であれ議会制民主主義が基本です。その原点は市町村議会であることは論を待ちません。地方自治は民主主義の学校といわれますが市町村自治を指してのことと思います。

 

地域で職を得、生活している私が、地域の皆様のために働きたいと考えたのは、行政書士という職業が影響していると思います。これまでも、市議会議員として地域のために働きたいとの思いはありましたが、選挙という山を越える勇気がありませんでした。地元密着の法律関連事務所の経営という立場を考えれば政治に関わるのは危険であり躊躇するところでした。何度も逡巡し、思い悩みましたが、地方自治に関心を持ったころを思い出しました。市民が変革を求め新市長が誕生したとき、市議会の果たす役割は大きく、この時期に市民代表の議員として働くことこそ時宜を得ると確信し決断しました。平成22年12月中旬の決意です。

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