議員日誌212  筑西市民戦争の思い出を語る

 筑西郷土史を考える会が主催する「筑西市民の戦争の思い出を語る会」が昨年に続き開催されました(アルテリオ集会室)。不覚にも昨年は察知することが出来ず残念な思いをしましたが、今年は参加し、貴重な体験を拝聴することが出来ました。戦後68年を経過する現代、戦争の記憶は風化する一方です。国策として戦争を選択することは絶対あってはならないという強い意志を持ち続けること、そのためには実体験をした人の言葉で語り継ぐことは大変意味があることです。私の知人や地元旅館の後継者の方が貴重な資料を提供して下さいました。朝9時からセレモニー、講演、そして市民による体験談、夕方5時までのロングラン。頭が下がります。新聞にも報道されています。 

 少し残念だったのは、会場に足を運んだ人の多くが戦争世代の方たちであったこと、つまり50代以下の人間が少数であったことです。会の主旨が「戦争の悲惨さを次世代に語り継ぐ」と言うことであれば、会場に若い人が多数を占めることが理想です。主催者におせっかいをやくつもりはありませんが、教育委員会との共催にして中学生や高校生に参加してもらうことも意味があるのではないでしょうか。

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