市長の政治姿勢について、二つ目は、市長の本庁舎構想について質問しました。
市長は、6月議会でスピカビル本庁舎は10年程度であり、その後駅南地区に移転する構想も持っていると発言されましたが、それは、前吉沢市長が、15年程度先は本庁舎を駅南地区に移転するという流れを意識してのものです。駅南地区本庁舎構想に期待する人たちの共感を得る目的だと思います。しかし執行部が今進めているスピカビル本庁舎構想は、30年から40年固定する構想です。今定例会では、同じ質問に、「スピカビル本庁舎は30年以上使用する計画、10年程度後に再移転するというのは誤解です。」と答弁されました。スピカビルに移転したら再移転などあり得ません。駅前ビル本庁舎構想は40年です。
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本庁舎の位置を決めるには、地方自治法で議会の3分の2の同意という特別決議を求めています。この意味は、単に数の問題を言っているのではなく、住民自治の重要事項だから、慎重な議論、手続き、合理性を持って決めることを諭しているのです。ましてや、筑西市は1市3町が合併して成立しました。本庁舎の今後の移転先を決めるときはそれなりの慎重さが必要です。一体感の醸成と将来性を第一に考えるべきと思います。中心市街地の振興を前面に出すべきではありません。