議員日誌232   初回ちくせい市政懇談会   H25 10.29

市民と市長が直接に市政をかたる会合――小泉元首相がかつて国民と直接国政について論じる人気取りのパフォーマンスを地方自治体の首長が全国的に取り入れている――が開かれました。決して非難するものではありません。前市長時代もタウンミーティングと銘打って行われていました。須藤市長は、以前とスタイルを変え、テーマを決めてそれについて市民の意見を聞くという形式で進行させています。第1部で全市民的テーマ、第2部で地域のテーマという構成は評価できます。

本日は、第1回目、下館小学校区の自治会の役員さんを対象にしています。テーマは新中核病院、初めに市長の現状説明がありましたが、2公立病院の再編統合を基本に進めるとの内容。これは桜川新市長に引きずられていないか心配です。先の議会では、統合の見通しが立たず機能分担を基本とする姿勢を見せています。然るに、桜川市議会の動向を見定めない今、またもや統合を持ち出すことは軽率です。機能分担あるいは単独を支持した人は戸惑うのではないでしょうか。

2つ目のテーマはスピカビルの有効活用と市街地活性化について。これは稿を改めます。此度の懇談会で特筆すべきことを一つ、それは出席市議会議員に発言を許したことです。議員としてはありがたいことです。残念なことに、私は欠かせない所用があって退座した後にその時間が割り当てられました。

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