一昨日、筑西市議会の全員協議会がありました。その場にて市長から、新中核病院に関する重大発表がありました。先の桜川市議会の全員協議会で筑西市民病院と県西総合病院の再編統合による新中核病院建設構想が、新市長から提示されて異論が出されなかったことを受け、我が筑西市もこれに向け2市協力して事務局を設置し、建設推進会議の立ち上げを目指したいとする須藤市長の表明がありました。「2市それぞれ別個に(機能分担)」から「2市合同で(再編統合)」へということですが、再度舵を切りなおすということです。議会はほぼ全員で承認しました。
私もこれを支持しますが、不安がないわけではありません。一番の不安要素だった桜川市議会の反応は、大塚新市長の提案を受け入れたということで一段落ではありますが、まだ先があります。場所の問題、県西総合病院の新しい形の問題。これらの話が年度内に決まるのか、建設推進会議の決定を、それぞれの議会が承認するのか、とても楽観はできません。
一部の報道では、特例金の期限である26年3月末日は延長が可能という話ですが、基本構想すらまとまらない時点で本当に延長が可能なのかはなはだ疑問です。もし延長されたとして、実施設計完成を、市民はいつまで待ってくれるのかという心配もあります。筑西市単独でできないのかという声は日増しに大きくなっています。