議員日誌246    第2回スピカビル活用プラン検討委員会  H25 12.26

 委員の方々が、暮れの忙しい時節に市民のために会議に参加され、貴重な意見を述べられたことに敬意を表したいと思います。私がお会いした委員さんは全員真剣にスピカビルの有効活用案を模索しているようでした。しかし、市当局の会議の進め方に戸惑いを感じている方が何人かおられました。

 この委員会は、議会での説明では、本庁舎案を含めたスピカビルの有効活用案を検討するものであり、本庁舎ではない複合ビルとして活用案が出ても排除しないはずでした。しかし、現実には、本庁舎としての前提で会議は進んだということです。委員の中から、議会の同意が得られているのか、後々この案が否決されることはないのか、という質問があったということですが、当然の疑問です。各委員さんの会議への姿勢は真摯であったと聞いていますが、市当局は、これをもって、本庁舎移転の根拠としてはなりません。

 スピカビルの活用と、本庁舎移転を同次元で論じることは無理があります。本庁舎に関しては全市民的議論を経なければ結論が得られません。新市の都市構想、公共施設の適正配置という高次元からの議論です。おのずと時間がかかります。結果としてスピカビルの活用が遅れてしまいます。

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