あけましておめでとうございます。新しい年が皆様にとって幸多き年でありますことを祈念申し上げます。
私事ですが、我が小島家の伝統では毎年元旦に、嫁いだ娘たちが家族を連れて一堂に会することになっておりました。娘と言いますのは私の姉3人と妹1人の合計4人のことですが、それぞれが夫と子供を連れてきますので10人前後の集まりとなります。時とともに子供が増え、一時は我が家の子供たちを合わせると子供10人が集合していました。母にとっては、一族大集合の時であり幸せの絶頂を感じるときでもありました。時が経ち、それぞれの娘たちの家族も成長し、子が独立し、一堂に会することが困難になってきました。本家の我が家でも、妻が車いす、母もさすがに年老いてきていますので、かつてのように大集合を接待することは不可能となっていました。
そこで娘たちは、元旦はそれぞれの家族の集合を優先し、実家には、連絡を取り合い2日と3日に分散して集まることにしたのです。独立した子供たちはやがて結婚し子をもうけ、集まる人数は増え続けています。今年の正月2日には、6家族24人が一堂に。3日には3家族11人(私の息子夫婦と孫たちは風邪をひき残念ながら来られなかったのですが)。
時は必ず移ろい、家族の形も時とともに変わってゆくでしょう。いつまで大集合が見られるのか分かりませんが、老人力達人の母が健在である間、続いてくれるものと信じます。