議員日誌255    行政書士会新春研究会   H1.25

 本日のテーマは「TPPを迎えて苦難な農業・食の問題に、行政書士としてどう挑戦するか」、大変おもいテーマです。60ページを超える冊子が5冊、講師は安田支部長ひとり、時間は90分。どう考えても消化不良でした。行政書士であれば、農政とは切り離せない職業であり食や農業にも精通しなければなりませんが、農学(学問)、農業の現状、農地法、企業の農業参入、土地改良法、農協改革・・1年かけて読むことにしました。

 TPPに賛成、反対、それぞれの主張があります。農協や農業従事者は9割かた反対。医療界もほぼ全員反対。商業系、工業系は概ね賛成。大企業と零細企業ではもちろん違いますが。しかし、この話になりますと、職業を離れて思うことは、「食の安全はどうなるのだろうか」「医療制度、医療保険は維持されるのか」です。産業・経済よりまずこれです。

 テーマが大きすぎて質疑応答もまとまりがありませんでした。その後の新年会の時間がせまり30分で打ち切りとなりました。

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