昨晩から予報通りの大雪となりました。大雪に慣れていない筑西市では、田舎道や路地の除雪は限界があります。昨今は地域住民の共同奉仕作業もあまり機能していないようで、組織的な生活道路の除雪も行われません。私の集落でも生活道路の除雪がままならず、住民の活動が大きく制約されていました。行政も当然末端までは手が回らないでしょうから、あてにする住民もほとんどいませんでした。
そこへ民間事業者が重機をボランティアで提供し、集落内の生活道路の除雪を買って出てくれました。私などはそれがなければ幹線道路へ車で出られない状態でした。助かったのは私ばかりではありません。多くの住民が感謝しています。このようなボランティア精神を持った民間業者が存在することを素直に喜びたいと思います。
地域防災を考えました。様々な災害があります。3年前の3.11のような大規模災害、一般火災、台風、此度のような大雪等々。公的行政サービスはそれに対応しなければなりませんが、コストを伴う以上限界があります。どうしても地域の自助活動に頼らざるを得ない場合が生じます。この活動はどのようにして育成するのか、確保するのか、地域住民及び行政は協働社会の根幹の部分として認識しておかねばなりません。