本日6月定例会最終日、採決が行われました。今定例会の最大議案、本庁舎の移転議案は可決されました。筑西市の市役所本庁舎が駅前ビルへ移転します。私はこれまで論じてきたとおり、反対票を投じましたがいたし方ありません。重要議案3分の2採決のため、成立のためには22人中15人の賛成が必要でしたが、ぎりぎり15名の賛成(白票)がありました。反対(青票)は7名でした。
採決日ということで大勢の市民が傍聴に来られましたが、市長の後援会の方たちばかりでなく、商工会議所の面々も見えていました。しかし、動員した中心メンバーの意識は政局を演出しているようです。反市長はだれか、反市長に圧力といった感じです。市長後援会ですので当然かもしれませんが、商工会議所の面々も本庁舎のスピカ移転を支持しています。彼らにとってはスピカビル有効活用は駅前振興につながるということなのだと思いますが、それなら最後まで民需を求めるのが筋ではないでしょうか。傍聴の動機が、莫大な公共投資を伴う市役所移転案が可決されることを応援するという意味であればどこか腑に落ちません。とは言えこの論戦には決着がつきました。ノーサイドです。今後は、より良いスピカ本庁舎を論じることにいたします。