議員日誌301    教育長新旧交代      H26  7.4

 

 筑西市前教育長上野氏の送別会と新教育長の赤荻氏の歓迎会が催されました。上野氏は4年の任期を情熱を持って全うされました。その仕事ぶり真摯な姿に敬意を表します。私が議員になってから3年間議会を通しての付き合いですが上野氏は教育現場の守り神的存在でした。学校教員たちの仕事量の過重さ、現代社会の複雑さから来る子供たちの扱いの難しさを理解している人でした。であるからこそ、小中学校の統廃合や小中一貫教育に前のめりになりがちな議員・議会に対し慎重姿勢を崩さなかったのだと思います。私が一般質問で統廃合、一貫教育についてその見通しを質しますと10年以上先という内容の答弁がありました。  

 しかし、今年の3月から教育委員会が主催した教育の集いが全中学校区で開催され、その中で、市長の公約でもある小中学校の統廃合、小中一貫教育の話が出ていました。少しずつ市民の理解を求める姿勢と受け取りました。その後の上野氏の退任でしたので、意外な感じもしましたが、その路線を明確にして後任に譲ったものと推測します。  

 新教育長は、就任2年目の須藤市長と協力しながら、その公約である教育改革を進める覚悟があるのだろうと理解します。

コメントは受け付けていません。