議員日誌311      ふるさと納税        H26 8.10

 8月もこの時期になると各地で帰省ラッシュが話題になります。夏の民族大移動。わが一族にも移動組が何組かあり、特徴的なのは、2段移動ということ。私の姉妹は4人いますが、それぞれ独立した子供たちがいて、先ず姉たちの家に里帰り、その後姉たちの実家に盆の挨拶、墓参り。子が孫を産み、移動人口は年々増加傾向にあります。  

 ところで政府は昨今地方創生に関連して「ふるさと納税」を後押ししています。「納税」といっても実態はふるさと自治体への寄付であり、税を納めるわけではありません。わが国では自治体への寄付文化は根付いていません。しかし故郷での納税の文化は実は根付いているのです。  筑西市全体の帰省人数を試算します6万人程度でしょうか。この人たちが一人一万円当市で消費しますと6億円でその消費税は4800万円、当市の配分は約1000万円と計算できます。筑西市のふるさと納税額は100万に届きませんので、こちらの税収の方が多いことになります。まさに「ふるさと納税」です。

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