今議会の最多のテーマはやはり、新中核病院です。6月議会においてもスケジュールについて質問が集中しましたが、その時の答弁は「8月中に建設推進協議会を開く」でした。さらに「病床移動(県西総合病院の127床を筑西市民病院へ、そして300床の新中核病院とする)も確約が取れている」でした。
ところが、「協議会は10月にずれ込む」「病床移動は、筑西市、桜川市と県の3者で勉強会を行っている」となり、流れが変わってきています。背景には地域医療と介護の連携に関する法律の成立があり、病床移動が難しくなってきたようです。
そこへ先日の鈴木氏(筑西市選出県議会議員)の一般質問における知事の答弁です。「国から、現在の計画を進めるのであれば財政支援は難しい、抜本的な見直しを求めるといわれている。早期に病院のあるべき姿を導き出すよう期待している。」という内容。早い話、3月にまとめた合意内容を真っ向から否定するものです。あの時、県も加わって決めたはずです。今さらなんで、と感じた議員は多かったと思います。