新聞報道によれば、筑西市の「ふるさと納税」が年明け7日間で288件あったようです。4月から12月まで(270日間)でわずか9件であったことを考えると激増です。筑西市の担当部署はニコニコ顔と結んでありました。
実はこれに先立ち、議会において何度か一般質問がありました。他市に比べて筑西市の「ふるさと納税額」が少ないのはなぜかと言ったものです。「納税額」が大きい市では数億円ですが、我が筑西市は100万円以下でした。これにはさすがに言い訳ができません。そこで担当部署が奮起したわけですが、良くやったと褒めるべきか、今までの不作為を責めるべきか悩みます。
先ずは他市と同じようにやってみようという思いはトップにも担当部署にもあったと思います。施策によっては横並びの努力では結果はゼロに等しいこともあるという教訓と受け止めるべきでしょう。これから地方創生の名のもと、地方版総合戦略を建てなければなりませんが、教訓を生かしたいものです。