筑西市黒子にある東叡山千妙寺。西の延暦寺、東の千妙寺と言われた関東の古刹。創建は9世紀平安時代。ここで、宝物展示が行われています。 千妙寺も筑西市も広報が苦手のようで、一般の方には殆ど知らされていません。
千妙寺の現存する本堂は元文3年(1738年、江戸時代中期)に復興されたものです。寺伝によれば平安時代に慈覚大師円仁(794~864)の開創とされています。また、観応2年(1351)に亮守が現在地に中興開山したことに始まり、天台宗三昧流の関東の拠点でありました。
この本堂は 昭和55年、市の文化財に指定されています。ここ黒子はダイヤモンド筑波で有名な母子島遊水地の近くです。市にとっても観光、教育の宝であることは認識されているのですから、交流人口増加の資源として活用すべきです。