活動日誌18 同級生

 市議会議員選挙活動においては、1に親戚、2に同級生、3に所属団体等を頼るのが常道ですが、親戚、所属団体と違って同級生というのは誰にも同程度の数があるものです。同級生からどの程度の支持を得られるかが議員としての資質をはかる一つの指標となるでしょう。同級生の目はごまかせません。それはそのまま得票数として現れます。

 早速、判るかぎりの住所を探し案内を送ることにしました。しかし、日常の仕事・生活に同級生との交流が無かったことに、いまさら気づきます。選挙区内に在住する範囲で小学校、中学校、高校あわせて連絡の取れる人数が30人程度で、特別に選挙運動の協力をお願いできる人数は5人もいません。小・中の名簿はありません。高校の名簿はあるにはあるが古すぎます。同窓会をやっておけばよかった。あとは口コミが頼りです。

 同級生には郷愁の念を抱く幼馴染(おさななじみ)という面と、同志あるいはライバルと言う面があります。立候補の話をすると一も二もなく賛同し支援の協力を申し出てくれる者がいれば、陰ながら応援するという者、立場を理由に複雑な表情をする者もいます。うれしいのは最初のタイプで、T.K君は親戚・縁者・友人・他の同級生の賛同者名簿を数十名分届けてくれました。J.K君は剣道仲間の名簿提供と会合への招待。近所が実家の女性の同級生(当然幼馴染)の中には嫁ぎ先のご近所の名簿をごっそり提供、というのもありました。同級生の連帯感は不思議なものがあります。本当に勇気づけられます。

 票にはならないものの、聞きつけて遠方から応援メールが届いたりします。クラスのマドンナだったりすると荒んだ選挙戦の心に、ほんの少し温かみとエネルギ―を得た感じがします。

 

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