議員日誌417    スピカビル改修工事再入札   H27 7.21

 

 本日の全員協議会において、先のスピカビル改修工事入札不調に関して、原因の分析、今後の対応、スケジュールが発表されました。  原因としては設計見積が実勢価格を適切に反映していないということのようです。経費の算出方法も見積もりでは工事価格に率を掛けているのに対し、業者は諸経費を個別に積算するため金額に差が生じたということです。通常に考えれば、設計見積に欠陥があったのではと考えますが、執行部はそれは違うと擁護しています。

   私は、入札資格が厳しすぎて正常な競争原理が働かなかった可能性を質しましたが、再入札では検討するということにとどまりました。此度の入札では総合評定値1500点以上という資格条件が付いていましたが、県内に適格業者は1社もありません。改修工事が大変高度な技術を要する場合であればやむを得ないことですが、複数の建設業者は否定的です。

   執行部は、今後の対応として、約1億8千万円程度増額補正案を5.30の臨時議会に提出し、増額した予定価格で再入札を行う計画です。スピカビル活用プランの変更は論外といった様子です。私は、設計見積に原因があると結論付け、増額予算を組むことに違和感を覚えます。まずは、予算内で済むように―414号でも触れましたが―プラン変更と入札資格の引き下げを断行すべきと考えます。

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