議員日誌420      補正予算        H27 7.30

 注目のスピカビル改修工事補正予算が可決されました。5月に改修工事の入札があり、有効な応札者なし、あろうことか約2億8千万円超過した価格を提示したJVが1社、これを踏まえ市の工事予定価格を高くするための補正予算、多くの議員から質問がありました。

  共産党市議は、業者からの値上げ圧力が常態化することを懸念する発言、新人議員の一人からスピカビル活用プランの一部見直し要求、古参議員の一人から値上げ圧力をかけた業者にペナルティを課せないかの質問。執行部からは何れにも否定的な答弁でした。私は、予定価格をアップして再入札をする以上、市民からみて納得のいく結果を出すよう、つまり公正さが担保される条件で執行するよう要求し、肯定的答弁を頂いたので賛成を表明しました。

  議員の中には、再入札の結果、前回と同じJVが入札し落札したとしても入札だから仕方がない、執行部の責任はとえない、という方がおられますが、市民感情としては受け入れがたいものがあります。感情は別としても、執行部はその代表構成員と接触し、なぜ価格が折り合わなかったのか事情を聴いたことを議会で答弁しているのですから、不適切な関係ではと疑念を持たれます。――公正な入札が行われることを期待します。

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