先日の茨城新聞に、稲敷市のふるさと納税に寄付が殺到しているという記事がありました。1か月足らずで1千万円に達し、過去最高。要因は返礼品の一新ということのようです。思い出すのが今年初めの筑西市の激増報道。此度の稲敷市の「改革」は筑西市を手本にしたのでしょう。その後の筑西市はというと、本日の調査によれば、4月から7月までの4か月で4200万円の寄付がありました。1か月で1千万円以上です。年間1億円は十分可能な数字です。
担当者は、寄付に対する返礼品の金額の割合が50%を超えることを気にしているようでしたが、遠慮はいりません。ふるさと納税の実態は「寄付」であり、そうであれば筑西市の生産品が流通することで経済が活性化し、知名度があがり、生産者が潤えば全てよしということです。担当者には、自信を持って返礼品を充実させ、寄付額が2億3億と増える工夫をしていただきたい思いです。
但し、盛り上がりの一過性と、寄付金の歩留まりの使途に十分気を使っていただきたい。これも地方創生の一環です。
P.S 人気のある返礼品に品切れが多いようです。自治体間競争に負けないよう工夫しましょう。