二日間にわたり26年度決算に対する特別委員会が開かれました。今年の議長は榎戸甲子夫氏、委員は12人。新人議員、ベテラン議員それぞれ活発な質疑があり、審議は進みました。通告なしの質疑になんとしても答弁しようとしている執行部の皆さんはご苦労様です。真摯な姿に心打たれます。慎重審議の結果、全案承認されました。
質疑にはルールがあり、1つの執行部(部単位)に対して、1議員は1度だけ質疑時間があたえられ、その質疑時間に3回まで掘り下げて質問できるというもの。時間制限ではない点が特長。しかし我々が与えられた決算関係の書類は「款」別に分類されその中が「項」さらに「目」となっており、執行部(部)別にはまとまっていない。質問すべき項目を何点かメモし、準備していても、正確に部ごとにまとめることは至難。当然、質問漏れの場合もあり、あらためて挙手をして質問したものです。他の議員の質疑応答に思いつきで追加質問するものは慎むべきですが。
予算審議に比べ、どうしても決算審議を軽んじる心理がありますが、やはり検証し責任意識を高め、改善・向上する、そのためにしっかりやるべきです。委員が準備した質問をルールを盾に割愛する必要はありません。