先日、われわれ議員に人口ビジョン・総合戦略案の資料が配布されました。素晴らしいものが出来ました。頂いた資料を見ますと予定される具体事業は47に及びます。4つの基本目標に分類しており、１若い世代の応援、２雇用の創出、３新しい人の流れ、４時代に合った地域づくり、となっています。これらの事業のなかにはすでに行われているものもありますが、わが市はこれまで無策であったわけではなく、それなりに努力してきたのですから当然です。
ところで、この人口ビジョン・総合戦略を策定するために、有識者会議、専門部会、事務局、そしてコンサルがあります。同時に国の指導、マスコミや専門家の発信情報もたくさんあります。下館商工会議所からも、詳細なデータに基づく現状分析、そして提言が 須藤市長に渡されています。であれば、市当局の人材で十分策定できるように思えます。特に、高額の費用のかかるコンサルは不要ではないでしょうか。
この質問に対する答弁は、コンサルに丸投げではなく市の専門部会の意見を中心にまとめ、コンサルの助言を得ているというものでした。独自・具体的な戦略が期待できるようです。そうであればなおさらコンサル利用は一考すべきと思います。他の分野においてもコンサル利用は多いのですが、市職員の能力・資質は十分あると思います。自信を持つべきです。
