筑西市には、市営の介護サービスがあります。あけの元気館併設の「明野デイサービスセンターやすらぎ」です。明野町時代に、介護保険法が施行されてまもないころ民間デイサービス事業所がなかったこともあり、町営としてスタートしました。社会福祉協議会に業務委託しており、会計処理は市の特別会計として処理されてきました。
来年度から、業務委託ではなく指定管理制度に移行します。指定管理者はフクシ・三幸・アクアライフ――これはあけの元気館の指定管理者と同じです。これにより会計処理が大きく変わります。また市民サービスも変わるでしょう。指定管理者は200万円を市に払えば、それ以上の利益は自らの収益にできるのです。
私は、以前から「やすらぎ」は民営化すべきだと考えていました。施設は元気館と一体ですので売却はできませんが、賃貸することは可能です。民間事業者に賃貸し、経営自体は民間事業として運営することです。社会背景は、公営介護事業所を必要としていませんでした。此度の指定管理は民営ではありませんが、経営の向上に対するモチベーションが期待できます。