今定例会の補正予算に上がっていたアンテナショップ―浅草の商業施設・東京楽天地ビルの3階フロアー―を視察してまいりました。このビルは、浅草の繁華街の中心にあり、浅草寺や雷門のすぐ近くです。地元の人ばかりでなく観光客も大勢おり、アンテナショップとしては好立地と言えるでしょう。実際、ブースには多くの客が訪れており、1時間ほど見て回っていましたが、客足が途切れることはありませんでした。
ただ、全国17市(団体)のブースが、それぞれ棚1台だけの陳列スペースで限られているのは残念でした。筑西市では、ニンジンジュース、つくばせんべい、照手姫バッジ、桐下駄、散策マップ、60㎝×40㎝のスクリーンに映像が流れる―どのブースも同じつくり。人の流れは速く、1台の棚の前で立ち止まるのは30秒程度。棚1台でどれほどの情報発信ができるのかはなはだ疑問です。3か月の陳列スペース賃借料が約100万円。
3月には28年度分スペース賃借料の予算が計上されますが、しっかり検証しなければなりません。