議員日誌481   農林魚村活性化法と太陽光   H28 2.10

 常総市の堤防決壊の際にソーラー事業者が自然堤防を掘削したことが判明したことや筑波山麓のソーラー事業が景観保護のため取りやめになったことなど、我が茨城県においてソーラー事業に批判的な報道がありました。しかし久々に評価を上げるニュースが入りました。

  荒廃した農地の活用として太陽光発電が役に立つという話です。取手市と小美玉市は荒廃した農地の地権者と協議会を作り、農業活性化の費用として売電収入の一部を受領する仕組みを作りました。農林漁村再生可能エネルギー法の活用です。荒廃農地の活用と農業活性化資金の捻出という一石二鳥の効果。

  筑西市では現時点、耕作放棄はまだ深刻ではありませんが潜在的には相当量存在します。一方で太陽光発電のため山林伐採が進んでいます。これは自然保護という面では疑問があります。潜在的放棄地の活用、山林保全、その為に太陽光発電を利用することも一石二鳥です。

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