道の駅の基本構想・計画が策定されました。大変立派な冊子にまとまっておりイラストも多く、夢膨らむばかりです。整備目的―「市民が自ら活力を創出する」「市民の交流を促進する」「魅力・情報を発信し人を呼び込む」。そして整備コンセプトー「fun! fan! fan! みんなが楽しい道の駅」。
ところで、道の駅が、公設(市が税金を使って建てる施設)であることは分かっています。しかしその運営も税金で賄うことを前提としているのかという疑問がわいてきます。今後、税収減、公共施設の改修費や社会保障費の歳出増が予想されているなかの計画です。あけの元気館、アルテリオ・美術館、図書館など市民福祉・公益が目的の施設のように毎年億単位の支出が許されるものではないでしょう。執行部の答弁は財政支援を前提としないというものですが疑問が残ります。
それは、非営利施設の導入計画が多過ぎることです。展示施設、体験農場、文化体験、公園遊歩道、イベント広場、多目的ホール、研修室・会議室。これらは既に多くの市公共施設内に存在します。サービスが重複するばかりでなく、道の駅の収益性を犠牲にしてしまいます。経費倒れの施設になってしまいます。
続きは稿を改めます。