常任委員会の行政視察で、岩手県紫波町の都市整備事業を研修してまいりました。紫波町では、JR紫波中央駅前の20ヘクタールの整備を公民連携(市と民間の共同連携)で進めているのです。 特に、中心的街区10ヘクタールには町役場、図書館、バレーボール専用コート、サッカー場、そして物産店舗(紫波マルシェ)が建てられています。これをオガールプロジェクトといいます。
このプロジェクトは全国的に有名のようで、多くの自治体から研修に来られているようです。研修目的はいろいろで、オガールプロジェクトの中にいくつか独創的施設がありますので、それを目的にする場合が多いようです。例えば町役場・保健センター複合施設、あるいはバレーボール専用コート(商業目的)と店舗が一体となった施設、町立図書館と民間事業者(居酒屋、クリニック)が一体となった建物、地場産食品の販売所(紫波マルシェ)。 しかし私は、地方都市が公民連携(PPP)事業を進めたこと、都市計画法の縛りの中20haもの土地の開発を進めたこと、特にオガールプロジェクト10haの手法に興味を持ちました。