以前にも報じましたが、私の集落（自治会）では、世話人という制度があります。年番であり毎年交代で４人ずつ当たります。役割は、夏祭りを始とする伝統行事の執行です。今年の夏祭りは７月１６日となりました。明日です。これまでにも何度か会合を持って準備してきましたが、いよいよ前夜祭となりました。
ところで夏祭りの担当組織というものは、一般的には継続性のあるものが多いでしょう。伝統行事ですから流れを掴んでいなければなりません。自治会や保存会が多いのではないでしょうか。ところが我が集落では年番性の世話人が担当します。ほとんどの世話人は初めての経験ですので流れが分かりません。前任者や長老にこれまでの流れを教えてもらわなければなりません。私は４人の中の年長者ですが、近年の流れが全く分からず困っていました。
ところが幸運にも、４人の内Ｋさんが祭り好きで毎年参加しておりほとんどの流れを熟知していました。知恵をお借りするしかありません。よく聞いてみると、初めての世話人でもこなせるように流れが出来上がっているのです。リーダーシップなど取る必要もないのです。世話人制度とは不思議な制度です。
