明政会では、道の駅を研修すべく、成功先行事例の古河市「まくらがの里こが」、佐野市「どまんなかたぬま」の2つの道の駅を訪れました。 「まくらがの里」は筑西市の計画と地理的条件は似ています。国道沿いの田園地帯、これといった観光資源があるわけでもない。市の初期投資は約15億、資金は合併特例債、一般的な基本構想・基本計画、この辺までは筑西市と共通になるでしょう。特徴的なのは、指定管理者に純粋な民間企業を用いたことです。成功の秘訣はここにあると直感しました。年間の来場者が100万人、売上15億円、この企業は古河市に対し、利益の中から年1500万円を支払っているそうです。
「どまんなかたぬま」も観光客は見込めません。田園地帯で主要県道沿い。指定管理者は第3セクター。これも筑西市の計画と共通しています。私は持論として第3セクターに反対ですが、「どまんなかたぬま」の第3セクター方式はうまくいっています。年間200万人、売上16億5千万円。市に対し年間250万円配当している。秘訣は駅長を基本構想段階から引き入れていたこと、徹底した民間企業イズムを持っていることと推察します。