議員日誌547    市議会の矜持    H28 10.2

先日 市長の市政報告会が催されました。来場者は850人。市長は先の定例会で、来年4月以降も市政を指揮したいという事実上の2期目の出馬表明をしたところですので、会場は選挙応援ムードで盛り上がりました。私ども、市議会議員も22名の出席がありました。

 ところで、市議会議員が市長の市政報告を聞くこと自体は問題ないのですが、後援会と一緒になって運動したり「頑張ろう」三唱には戸惑います。地方自治は二元代表制、首長と議員はそれぞれ市民から選挙で選ばれています。国政の議院内閣制とは全く違います。地方自治における議会は首長に対し対峙することが本旨だと考えます。対峙とは対等に評価(判断)することです。その後、賛否を表する(評決する)のです。

  もちろん与党的立場を否定するものではありません。しかし、市議会議員が後援会会員やその役員というのは、形式上、評価し表決する以上、避けるべきではないでしょうか。筑西市はそんなことは問題にしない土地柄なのでしょうか。

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