国会議員の政治資金パーティにおける領収書のやり取りに関して気になるテレビ報道がありました。国会議員同士では、領収書は白紙で渡しているそうです。その理由は、パーティ会場の受け付けは相当混雑し、通常の手続きをしていると迷惑をかける、また、金額はパーティ券であるので決まっており、どちらが書いても問題ないというものでした。
話は国会議員の政治資金パーティの受け付け、しかも国会議員同士という特殊な場合の話です。特殊な場合のやり取りを一般取引に拡散して悪印象を狙う報道、野党議員には若干違和感を覚えますが、やはり、一般常識からいえば、領収書は発行する側が金額を記載するものです。ことさら総務大臣が問題ないとコメントするのは、「国会議員は特別か」という反発につながります。
私もこの種のパーティに出たことがありますが、ちゃんと金額は記載された領収書をいただきます。おそらく企業献金なさる企業さんも同じでしょう。ここまで堂々と、国会議員は特別で問題ないと発言する処に、与党全体の驕りを感じます。
