新潟県知事選挙の結果が報じられました。原発(柏崎刈羽原発)再稼働に慎重な新人候補が当選です。7月には鹿児島県知事選挙において、川内原発の一時停止を公約した新人が現職を破っています。国政の原発推進政策に対する地方の異議申し立てと映ります。
国政では、与党が圧倒的多数を占めていますので、政府が推進する政策はすべて国民の支持を得ているという錯覚に陥っている恐れがあります。しかし、現実は違います。2つの知事選は自民党を選んでも、その政策を支持しているとは限らない証左です。原発のほかもう一つ重要な政策があります。それはTPPです。今国会の重要な論点です。国民の意思をしっかりくみ取ってほしいものです。