議員日誌570   国会に意見   H28 12、21

 昨今の報道によれば、政府自民党は暴走しているのでは、と感じます。安保法案による駆けつけ警護の指示、年金制度改革、カジノリゾート法、どれも重要案件です。しかしほとんど審議時間もなく圧倒的多数の与党が押し切った感じが否めません。
 安保法は確かに審議はしましたが欠陥も多く議論は尽くされていません。それが仇となり此度の駆けつけ警護の指示です。南スーダンは自衛隊を必要としているのか、さらに自衛隊が自国防衛でない目的で武力行使してよいのか、集団的自衛権はもっと限定された運用ではなかったか、疑問だらけです。
 年金制度は確かに今のままでは破綻します。しかし、国民年金とほかの年金を一様に扱うことに疑問があります。国民年金は少なすぎます。これを議論せずマクロ経済理論云々は筋が通りません。
 観光客・インバウンドを狙った統合リゾート法、日本に今以上の賭博場は必要ありません。パチンコ、競馬、競輪、競艇、もうたくさんです。日本に来る外国人は、日本の安全性、商品の信頼性、独自の文化、良好な自然を求めてきているのです。TPPについては以前申し上げた通りです。
 私は自民党支持ですが、昨今の政策や国会運営は不満です。自民党内で反対意見に耳を傾ける姿勢が足りないのではないでしょうか。

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