新中核病院の起工式が行われました。いよいよここまで来たかという感じ。市長をはじめ担当部署、整備推進協議会の委員、市議会議員は感慨ひとしおでしょう。地権者、地元自治会、知事、国会議員、県会議員をお呼びし盛大な祝いができました。ところで、協議会の中で異論を発していた県西総合病院長と真壁医師会会長さんとお話をしましたが、お二人とも前向きにとらえていてとても安心しました。
脳疾患心疾患の急性期医療こそ必要、総合病院は不要と主張し、何度かシンポジュームを開催した医師会会長の落合氏。現在の基本計画は相いれないものでしょうが、彼曰く「多くの人の合意で形成されたものは尊重すべきもの、時間が経過するにつれて必要性は変わり、それにつれて病院形態が変わればよいこと。」続けて「地元医師会と連携するのであれば、まずその信頼に足る医療を提供すること、それができなければ我々は今まで通り自治医科大や筑波大、メディカル等に紹介しなければならない」 当然の弁。 総合病院長の中原氏は「新中核病院の成功のためなら1小児科医としてでも任を全うするつもりです。」頭が下がります。