久々に、夢のエネルギーの新聞報道がありました。核融合(核分裂ではない)による発電の実現に向けて、JT-60SA(核融合実験装置)の計画が進んでいます。これは欧州連合と日本が共同で進めている計画であり、本県那珂市において、重要な部分(心臓部分と言っても過言ではない)磁場コイルの組み立てを始めたということです。
核融合エネルギーは国際協力のもとITER計画が進められていますが、JT-60SAはITERを補完する実験装置という位置づけです。専門家の弁を借りれば、実用化には何十年という話ですが、一歩一歩進めているようです。現在の原子力発電のような有害廃棄物を出さない、暴走しない、そしてエネルギー効率も格段に向上するまさに夢のエネルギー、一歩ですが前進したという報道に感動しています。