12月議会に、地方議員の厚生年金導入の意見書が提出されました。市議会決議として国へ要望する意見書です。もちろん筑西市議会が提出したからと言って実現するものではありません。あくまで要望です。
ところで市議会議員においては、福利厚生はありません。平成23年までは確かに議員年金がありました。市議会議員であれば在職12年で年額103万円、掛け金の40%を市が負担していました。しかし、議員数の減少により維持できなくなり現時点では廃止されています。このため、一般の会社員と同様の厚生年金に加入することが検討されてきました。
メリットは、若い人材の深刻ななり手不足の対策、すなわち若い議員候補の確保があります。我々のように60歳前後の現職議員には何らメリットはありません。デメリットは議員のサラリーマン意識の高まり、雇用者となる自治体(市)の支出(掛け金の50%)が発生する、等。私は若い世代に市議になっていただきたいという思から賛成しました。今後、国はどう進めていくでしょう。