茨城県の人口が今年中にも290万人割れとなることが報じられています。残念でありますが、希望を持たせる数字もありました。それは、人口動態の中の社会増減―転出と転入による増減がプラスとなったことです。人口流出が止まったということです。県の統計課はその要因を詳しく分析していないとしていますが私はこの点に注目しています。
つくば市、つくばみらい市、守谷市、の社会増はTX効果であることは想像できます。常総市も社会増ですが間接的にその範疇でしょう。水戸市、ひたちなか市、那珂市の3市の社会増は水戸を中核都市として成功しつつあるのでしょう。注目は、県西の古河市、結城市の社会増です。日野自動車工場と関連企業の誘致の結果でしょうか。そればかりではないでしょう。私は首都圏への通勤の利便性の差も影響していると思います。以上の県内の例を鑑みて筑西市にどのような可能性があるのか、社会増とするにはどのような施策が必要か、参考になるはずです。