議員日誌586  一般質問 ・・財政改革  H29 2.28

 筑西市公共施設白書なる資料が公開されています。それによれば今後40年間の公共施設及びインフラ(上下水、道路、橋梁)の更新費用総額は2100億円、1年あたり52億円必要とのことです。これまでの平均年額28億円の約2倍です。筑西市の財政上、不可能な数字です。ではどうするのかという主旨で質問いたしました。

 公共施設に関しては、現在の財政規模が維持できこれまでと同程度の投資的予算が計上できたとしても、これまでの60%しか維持できません。当然、各施設を吟味し整理、統合を図りながら縮減するしかありませんが、各論となりますとなぜか改修計画、長寿命化、地域住民との協議という言葉が目立ちます。縮減ありきではない考え方を採用という言葉も聞こえます。

  しかし、これでは白書から得られるシュミレーションが空論となります。いつの間にか40%削減できたという成り行きを期待しているのでしょうか。ここは明確にすべての施設の寿命を公表すべきだろうと思います。立替、更新はしない方針を明確にし、その上で必要な施設はどうあるべきかを論じることです。

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