議員日誌6  常任委員会

 私の配属委員会は、総務企画委員会です。議会が開催される前に会派代表者会議等で決定しています。ここでは、付託された請願、議案を集中して審議します。此度の議会では、請願2件、議案2件(条例関連1件、補正予算1件)ですが、補正予算は担当部署が複数あるため委員会審議としては4件ありました。 

 総務企画配属議員は8名です。各会派から1,2名で構成されます。委員長は尾木議員(公明党)、副委員長が私です。委員長が開会を宣言します。委員会は本議会と違い、全員リラックスムードです。まず、請願案件を審議し、全員一致で採択しました。つぎ、議案の審議に移ると、執行部が入室します。ぞろぞろといった表現がぴったりの人数です。少し驚きです。担当部署の部長、課長、次長、15、6人の執行部員が入ってきました。委員会室は満杯状態です。

 条例改正議案の説明を皮きりに4人の担当者から説明があり、数人の議員から質疑がありました。ここでは、細かい質問が可能です。各議員とも、遠慮なしに、対話をするように質問しています。形式的に議長が指名してから発言を許されますが、ついつい議長を飛ばして質疑応答が続いてしまいがちです。録音されないためでしょう、議員は気軽に質問しています。しかし、執行部は大変でしょう。全ての質問に答えなければなりません。皆さん資料をたくさん抱えています。常任委員会は課長クラス(次期部長)の修行の場ともいえるでしょう。

 委員会審議と言うのは大変意義があるものだと実感しました。本会議の質疑ではとても届かない細かい部分が明らかになります。議員は精進しなければなりません。

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