議員日誌7  定例会最終日(6月20日)

 本日最終日。議長が開会を宣し、議事日程を告げます。全議案(本定例会は4議案)を一括上程し、各常任委員会(総務企画、福祉文教、経済土木)の審査報告を求めます。各委員長は壇上にて其々の報告を読み上げます。議長は質疑を議場に問いますが「なし」の一声で「質疑を終結いたします」。この辺は淡々と時間が流れるようです。出席執行部(部長級の職員)は、余裕をもって議場を見ていると言った感じです。

 「これより討論に入ります。」 討論は、反対討論―賛成討論の順で行われます。上程された議案に対して反対であれば、その理由を論じる。賛成であればそれを論じる。政党系会派のS議員が討論参加の意志表示をし、壇に上がりましたが、反対とも賛成とも取れない演説を始めました。持ち時間30分。私は「これもありなのか」と納得しておりましたら、演説終了後、D議員より「議事進行」――これは「異議あり」と同義で議長はその意見をまず聞かなければならない決まり――「討論の体をなしていない、形式から言って反対を表明すべき」。 議長が議会運営委員会を招集し、暫時休憩を宣するに至りました。何が起きるのかと思いきや、殆どの議員は平然とした面持ち、談笑している方もいます。執行部の方もいつもどうりといった雰囲気。私はよく飲み込めずとりあえず控室へ。

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