連休中の政治ニュースで目を引いたのは、われらが首相安部さんが「2020年に新たな憲法を」と発表したことです。テレビで、そして翌日には新聞各紙が伝えています。毎年、5月3日の憲法記念日に合わせ憲法にまつわる報道がなされますが、時の総理大臣が憲法改正を期限を決めて目標として公表するなど異例中の異例ではないでしょうか。よくぞ言ってくれたと喜ぶ人、寝耳に水と驚く人、真っ向から反対だと怒る人、無頓着な人、様々です。
私が感じたのは、連休中であったせいかもしれませんが、一般国民はレジャーが忙しくてあまり関心がないようだということ。この程度の反応でいいのだろうかと心配してしまいます。ことは憲法であり、最高権力者の総理大臣がこれをいついつまでに変えましょうと言っているのだから、もっと話題にしても、いやもっと話題にすべきでしょう。
安部総理は、いったいどんなふうに変えたいというのか、何を望んでいるのか、じっくりと考えてみたいと思います。
