議員日誌607   都市計画の挫折 ①    H29 5.15

 旧明野の海老ケ島地区では平成12年に土地区画整理事業の計画が起こり(都市計画決定)ましたが、その後事業が進まないまま計画廃止となるようです。時は明野町時代の話であり、合併後の筑西市ではそれほど話題にならない事件ですが、今後の旧3町及び旧下館市の空洞化した市街地の対策のためにも検証が必要です。

 海老ケ島地区は、旧明野町の中心市街地ですが、主要道以外の道路が狭隘であり市街化区域の名にふさわしいインフラ整備、宅地化・開発が進まない地区でした。街並みも古く、新たに住宅を建てる人は周辺部へ建てる流れが止まりません。これを打開するために先の土地区画整理事業が計画されました。計画では、東方面に新たに16haの市街地を造成するものです。下館つくば線のバイパスと仲通り線を両端とした30haの近代的な市街地が誕生する予定だったのです。この計画がなぜ実現しなかったのでしょう。

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